納骨堂の種類と費用のちがい|ロッカー式・仏壇式・自動搬送式・位牌式

施設の選び方

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困った表情の高齢の男性のイラスト
こんなお悩みの方におすすめ
  • 「納骨堂」と一口に言われても、種類が多すぎてどれが自分に合うのかわからない
  • 見学に行く前に、費用の目安とタイプごとの違いを知っておきたい
  • 承継者がいなくても後悔しない選び方を知りたい

「納骨堂」とひとことで言っても、中身はまるで違います。
ロッカーのような扉が並ぶところ、仏壇がそのまま入っているところ、カードをかざすと厨子が自動で運ばれてくるところ。

同じ言葉で呼ばれているだけで、費用も参拝の感じ方も別物です。

見学に行く前にこの違いを知っておくと、案内された場所が自分の求めているものかどうか、その場で判断できます。
福岡で見かける5つのタイプを、費用の目安つきで整理しました。

この記事を読むと、ロッカー式・仏壇式・自動搬送式・位牌式・墓石式という納骨堂5タイプの費用と特徴の違いがわかります。
結論から言うと、同じ「納骨堂」でもタイプによって費用は3万円〜300万円まで大きく異なり、見学前にタイプを知っておくことが失敗を防ぎます。

タイプ別の早見表

タイプ収蔵人数特徴
ロッカー式1〜4名程度扉付きの棚が並ぶ形式。納骨堂の中では費用を抑えやすい
仏壇式(霊廟型)家族単位上段が仏壇、下段が納骨スペース
自動搬送式家族単位カード操作で厨子が参拝ブースへ運ばれる
位牌式1名位牌を並べ、遺骨は別室や合祀。費用はもっとも抑えやすい
墓石式(室内墓所)家族単位屋内に小型の墓石を置く。数は少ない

※金額は全国的な相場感です。福岡の掲載施設の実際の価格は、後半で紹介します。

1. ロッカー式

コインロッカーのような扉が壁一面に並び、その中に骨壺を納めます。
もっとも数が多く、価格も抑えられているタイプです。

向いている人

  • 費用を抑えたい
  • 1〜2名分だけ確保できればよい
  • お参りは手を合わせられれば十分

確認したいこと

扉の位置で価格が変わることがあります。目線の高さは高く、足元や天井近くは安いという値付けをしている施設が多いので、案内された価格がどの段のものかは確認してください。骨壺が何個入るかも段によって違います。

福岡では、紅葉八幡宮 祖霊殿がロッカー型50万円〜、鳥飼八幡宮 祖霊殿が箱型60万円〜という価格を公表しています。

2. 仏壇式(霊廟型)

上段に仏壇、下段に納骨スペースがある二段構えの形式です。
位牌や写真、故人の好きだったものを置けるので、「家のお仏壇がそのまま寺にある」ような感覚になります。

向いている人

  • 自宅に仏壇を置くスペースがない
  • 家族で代々使いたい
  • お参りの時間をゆっくり取りたい

確認したいこと

スペースが広いぶん価格は上がります。
また、継承者がいなくなったあとどうなるかは必ず聞いてください。仏壇式は家族単位が前提なので、承継が途切れたときの扱い(一定期間後に合祀するなど)が規約に書かれているはずです。個別安置期間の選び方もあわせてご覧ください。

3. 自動搬送式(機械式・ビル型)

参拝ブースにICカードをかざすと、バックヤードの収蔵庫から自分の家の厨子(骨壺の容れ物)が自動で運ばれてくる形式です。
都市部の駅前ビルなどに多く、参拝スペースは共用なので、そのぶん多くの家が収蔵できます。

向いている人

  • 駅から近い場所がいい
  • 天候に左右されずお参りしたい
  • 手ぶらで行きたい(花や線香が用意されている施設が多い)

確認したいこと

この形式には、他にない固有のリスクがあります。

  • 設備の維持費——機械の更新費用が将来の管理費に跳ね返る可能性があります。管理費の改定条項を確認してください。
  • 運営主体の継続性——建物と機械への初期投資が大きいぶん、運営が行き詰まったときの影響も大きくなります。宗教法人が直接運営しているのか、販売会社が入っているのかは聞いておく価値があります。
  • 参拝の待ち時間——お盆・お彼岸は混みます。ブースがいくつあるかを見ておくと想像がつきます。

4. 位牌式(合祀・合葬型)

位牌や札を安置し、遺骨そのものは別室や合祀墓に納める形式です。
もっとも費用が低く、数万円台から選べます。

福岡では清法山 福岡徳純院の阿弥陀如来胎内納骨が3万5,000円(年間冥加料0円)、納骨位牌が9万5,000円と、この価格帯の代表例です。

確認したいこと

遺骨が個別に分けられているか、最初から一緒になるか——ここが最大の分かれ目です。
合祀してしまうと、あとから遺骨を取り出すことはできません。将来的に別の場所へ移す可能性が少しでもあるなら、個別安置の期間があるタイプを選んでください。

5. 墓石式(室内墓所)

屋内に小型の墓石を建てる形式です。
従来のお墓に近い形を、天候や草取りの心配なく維持できます。福岡ではあまり数が多くありません。価格は納骨堂のなかでは最上位になります。

どう選ぶか — 3つの質問

Q1. 何人分いりますか

1名なら位牌式・ロッカー式で足ります。
夫婦2名でもロッカー式で収まることが多いです。子や孫の代まで想定するなら仏壇式・自動搬送式が視野に入ります。

Q2. 誰が、どのくらいの頻度でお参りしますか

年1回のお彼岸だけなら、駅近の自動搬送式に払う価値は薄いかもしれません。
逆に月に一度通うつもりなら、アクセスは費用差を上回る価値があります。駅近ランキングが参考になります。

Q3. 承継者はいますか

いない場合、家族単位のタイプを契約しても、期限が来れば合祀されます。
最初から永代供養付きの個人・夫婦向けプランを選んだほうが、費用も気持ちも整理しやすくなります。少人数・単身者向け福岡の納骨堂ガイドをご覧ください。

まとめ

タイプの違いは、値段の違いというより「お参りをどう続けたいか」の違いです。
パンフレットの写真だけでは伝わらない部分なので、候補を2〜3か所に絞ったら、必ず実際に見に行ってください。

福岡の掲載施設は施設一覧から、エリア・費用・条件で絞り込めます。見学の準備は見学予約の流れと持ち物にまとめました。

この条件で施設を探す:納骨堂の施設一覧

年間の管理費がかからないプランを探している方は「管理費なしの納骨堂・永代供養は福岡にある?」もあわせてご覧ください。

※費用の目安は一般的な相場であり、個別の施設の価格を保証するものではありません。施設ごとの金額は各詳細ページと公式情報をご確認ください。2026年8月時点。