福岡市に市営の納骨堂はある?平尾霊園の合葬式墓所の費用・申し込み資格・募集時期

永代供養・納骨堂

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「福岡 市営 納骨堂」で探している方へ、先に結論です。
福岡市が案内している市立の施設は、平尾・三日月山・西部の3つの霊園で、市立の納骨堂の案内はありません(2026年9月時点)。承継者がいなくても使える公営のお墓としては、平尾霊園の合葬式墓所(がっそうしきぼしょ)があります。

この記事では、福岡市の市立霊園と、平尾霊園の合葬式墓所の使用料・申し込みできる人・募集の時期を、福岡市と福岡市立霊園の公式ページの記載をもとにまとめます。

福岡市の市立霊園は3か所

霊園所在地墓所アクセス
平尾霊園南区平和4丁目1番普通墓所 4,222区画
合葬式墓所 36,000体
西鉄バス「平和三丁目」から徒歩5分、西鉄大牟田線 平尾駅から約1km
三日月山霊園東区大字香椎402番地の1普通墓所 2,469区画西鉄香椎駅・JR香椎駅から約3km
西部霊園西区大字羽根戸733番地の2芝生墓所 1,274区画
普通墓所 2,812区画
地下鉄七隈線 橋本駅から約4km

3つとも駐車場があり、年中無休です。令和2年度からは、市が指定した管理者が霊園の管理をしています。
このうち、福岡市が「承継を必要としない」お墓として案内しているのが、平尾霊園の合葬式墓所です。

平尾霊園の合葬式墓所とは

令和3年3月に完成し、同年4月から運営が始まった公営の合葬墓です。一つの施設の中に多くのお骨を一緒に埋蔵する形式で、墓所の管理が必要ないため、承継者に悩んでいる人も利用できると福岡市は案内しています。
埋蔵のしかたは次の2つから選びます。

  • 直接合葬:骨つぼからお骨を取り出して専用の袋に入れ、最初から合同埋蔵室に埋蔵します。
  • 個別埋蔵後合葬:利用許可日から10年・20年・30年のいずれかの期間は骨つぼのまま個別埋蔵室に納め、その後に骨つぼから取り出して合同埋蔵室に埋蔵します。

合葬したあとのお骨の扱いなど、細かな条件は申し込みの前に霊園窓口で確かめておきましょう。

合葬式墓所の使用料(1体あたり)

埋蔵のしかた市内に住所がある人市外に住んでいる人
直接合葬64,000円96,000円
個別埋蔵後合葬(10年)112,000円168,000円
個別埋蔵後合葬(20年)160,000円240,000円
個別埋蔵後合葬(30年)208,000円312,000円

福岡市立霊園ホームページ「平尾霊園合葬式墓所について」と、福岡市政だより(令和8年4月1日号)に掲載された金額です(2026年9月時点)。

参考までに、当サイトが公式サイトで料金を確認できたお寺・霊園の納骨堂や永代供養墓では、入り口の価格は34施設で3万5,000円〜150万円、中央値は30万円前後でした(2026年9月時点)。詳しくは「福岡市の納骨堂の費用相場はいくら?」にまとめています。

申し込みできる人・埋蔵できる人

  • 申し込みできる人:申し込みの時点で、福岡市に住民登録がある人。または、住民登録はないが福岡市に本籍がある人
  • 埋蔵できる人:申し込んだ人か、その親族(事実婚の相手や、福岡市パートナーシップ宣誓をした相手を含みます)

生前の申し込みを受け付けるかどうかは、募集の回によって違います。令和8年4月の募集では、申し込みはお骨を持っている人に限られ、「今回は生前予約の募集はありません」と案内されていました。

募集の時期と申し込みの流れ

合葬式墓所は、決まった期間にまとめて申し込みを受け付け、公開抽選会で利用者が決まります。令和8年度は次の3回の予定と案内されています(福岡市立霊園ホームページ)。

  • 4月16日〜4月30日
  • 8月1日〜8月15日
  • 12月1日〜12月15日
  1. 申込用紙を受け取る(市役所1階の情報プラザ、各霊園の管理事務所、市役所4階の霊園窓口、各区役所の情報コーナー、入部・西部出張所、なみきスクエア。福岡市立霊園のホームページからもダウンロードできます)
  2. 募集期間内に、申込用紙を市役所の霊園窓口へ郵送する(〒810-8620 住所不要、消印有効)
  3. 公開抽選会で利用者が決まる
  4. 当選したら、必要書類を添えて利用を申請し、使用料を納める

墓石を建てる一般墓所(3つの霊園)の募集は、令和8年度は6月1日〜30日でした。こちらは、市内に住所か本籍がある人、または市内の墓地・納骨堂から改葬を予定している人が申し込めます(令和7年度の案内による)。

市立霊園のお墓を墓じまいして、合葬式墓所に移す場合

平尾・三日月山・西部の市立霊園に、いまお墓(一般墓所)がある方向けの決まりもあります。福岡市立霊園条例と施行規則には、次のように定められています。

  • お墓を返して合葬式墓所に移せる:合葬式墓所を使うために一般墓所を市に返すときは、その人を合葬式墓所の利用予定者とみなします(条例 第4条の4)。
  • 納められる遺骨:申請するときにそのお墓に納められている遺骨と、ご本人・親族1名までの、亡くなったあとの遺骨です(条例 第4条の4、施行規則 第5条の4)。
  • 納め方は直接合葬:個別埋蔵室には入らず、最初から合同埋蔵室に納めます(条例 第4条の4)。
  • お墓は原則として更地に戻して返す:墓石などを撤去して元の状態に戻す必要があります。生活保護を受けている、資力がないと市長が認める、といった場合は、市長の承認を受けて今の状態のまま返せます(条例 第7条、施行規則 第7条)。
  • 使用料や管理料は戻らない:納めた使用料・管理料は還付されません。例外は、利用の許可を受けてから3年以内に全部を返した場合で、使用料の半額が戻ります(条例 第18条)。

申し込みの時期や抽選の扱い、改葬の手続きは、市役所の霊園窓口(092-711-4869)で確かめてください。福岡市の改葬許可の案内も、市立霊園から改葬する場合は霊園窓口に問い合わせるよう書いています。

ペンと消しゴムを持つ笑顔の編集者のイラスト(黄背景)
記事編集者からのアドバイス

合葬式墓所は、募集の回ごとの申し込みと抽選です。
外れた場合や、納骨の時期がある程度決まっている場合に備えて、お寺や民間の納骨堂・永代供養墓もあわせて候補にしておくと、慌てずに済みます。

お寺や民間の納骨堂・永代供養墓との違い

公営の合葬式墓所は、使用料が決まっていてわかりやすい一方で、申し込める時期が年に数回に限られ、抽選があり、福岡市に住所か本籍がある人しか申し込めません。

お寺や民間の納骨堂・永代供養墓は、申し込みの時期や条件、費用、個別に安置する期間が施設ごとに違います。宗派を問わず受け入れるところもあれば、門徒(檀家)になることが前提のところもあります。
福岡の施設は「福岡の納骨堂・永代供養墓・樹木葬」から、エリアや条件で探せます。檀家にならずに申し込めるところは「檀家不要」、浄土真宗のお寺は「浄土真宗の納骨堂・永代供養墓」にまとめています。

問い合わせ先

  • 市役所 霊園窓口:電話 092-711-4869/FAX 092-401-0025
  • 平尾霊園 管理事務所:電話 092-531-0655(受付は午前9時〜午後5時)

まとめ

福岡市には市立の納骨堂の案内はなく、公営で承継を必要としないお墓は平尾霊園の合葬式墓所です。
使用料は市内の人で6万4,000円から、申し込みは年に数回の募集期間と抽選で、福岡市に住所か本籍があることが条件です。時期や条件が合わない場合は、お寺や民間の施設もあわせて検討してみてください。

出典

2026年9月25日時点の内容です。使用料や募集の条件は変わることがあるため、申し込みの前に公式ページで確認してください。

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