01

今のお墓の状況を整理する

現在のお墓の場所や名義、親族の意向を確認し、墓じまいの目的や希望を整理します。

02

新しい供養先を決める

納骨堂・永代供養墓・樹木葬など、希望に合う新しい供養先をエリアや条件から探して決めます。

03

改葬許可を申請する

現在のお墓がある市区町村に「改葬許可申請」を行い、必要な書類をそろえて許可を受けます。

04

閉眼供養・遺骨の移動を行う

現在のお墓で閉眼供養(魂抜き)を行い、遺骨を取り出して新しい供養先へ移し、開眼供養を行います。

墓じまいは、手続きの数こそ多いものの、順番どおりに進めれば難しいものではありません。全体でおおむね2〜3か月、費用は新しい供養先を含めて100万円前後が目安です。

進める順番を間違えないでください

ここが最も大事な点です。正しい順番は次のとおりです。

  1. ご親族への相談
  2. お寺への相談
  3. 新しい供養先を決める
  4. 石材店の手配
  5. 改葬許可の申請

墓じまいで一番揉めるのは、お寺との間ではなくご親族との間です。「聞いていない」「勝手に決めた」は、工事の直前や終わったあとに必ず出てきます。

そして、業者の手配を済ませてからお寺に伝えるのは、最も避けたい進め方です。ご住職の側にも日程の都合があります。

費用の内訳

項目 費用の目安 補足
墓石の撤去・処分 10〜15万円 1平方メートルあたりの単価。面積の分だけかかります
閉眼供養のお布施 3〜10万円 一式
離檀料 3〜20万円 一式
改葬許可申請 数百円〜1,000円 市区町村の手数料
新しい納骨先 20万〜150万円 お墓の種類と施設によって幅があります

※ 金額は大手お墓情報サイトが公表している福岡市の平均購入価格などをもとにした一般的な相場です。当サイト掲載施設の実績値ではありません。冒頭の「100万円前後」は、2平方メートル程度のお墓を撤去し、平均的な価格帯の供養先へ移した場合の目安です。お墓の広さと移り先によって総額は変わります。

金額として大きいのは、墓石の撤去と新しい納骨先です。離檀料の不安が先に立ちがちですが、全体で見れば一部にすぎません。

必要な書類は3つだけ

行政の手続きは、思われているほど複雑ではありません。

書類 発行・入手先
埋葬証明書 現在のお墓の管理者(お寺・霊園)が発行
受入証明書 新しい納骨先が発行
改葬許可申請書 現在お墓がある市区町村の窓口で入手

この3点を揃えて申請すると、改葬許可証が交付されます。これを新しい納骨先に提出して納骨、という流れです。

福岡市内であれば、現在お墓がある区の区役所が窓口になります。

つまずきやすいところ

お寺への切り出し方

「決めました」ではなく「ご相談させてください」から入ってください。ご住職の側にも、檀家が一軒減るという寂しさがあります。

古いお墓は、骨壺が出てこないことがある

長い年月が経つと、お骨が土に還っている場合があります。その際は、その場所の土を「お骨土」として新しい納骨先へ移します。珍しいことではありません。

新しい供養先は、先に決めておく

行き先が決まっていないと、取り出したお骨の置き場所に困ります。ご自宅で保管することもできますが、先に決めておくほうが安心です。

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