お墓の引っ越し(改葬)で実家の遠方のお墓を福岡近郊へ集約する方法

墓じまい

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実家のお墓が遠方にあり、お参りのたびに帰省するのが体力的にも金銭的にも負担になっている。
そんな理由から、実家のお墓を自分たちが住む福岡近郊へ「集約」したいと考える人が増えています。

結論から言うと、これは法律上「改葬」と呼ばれる手続きの一種で、実家側と福岡側の両方で段取りを踏む必要があります。
この記事では、遠方の実家のお墓を福岡近郊へ移す際の具体的な流れと、費用・注意点を整理します。

眼鏡をかけて考え込む高齢男性のイラスト
こんなお悩みの方におすすめ
  • 実家のお墓が遠く、お参りに行くのが年々大変になってきた
  • 自分の代で、実家と福岡のお墓を一つにまとめたい
  • 改葬の手続きがよくわからず、何から始めればいいか不安

遠方の実家のお墓を「福岡に移す」とはどういうことか

実家のお墓を福岡近郊へ移すことは、遺骨を別の場所へ移す「改葬」という手続きの一種です。
実家側のお墓を閉じ、遺骨を取り出して、福岡近郊の永代供養墓・樹木葬・納骨堂などへ納め直します。

「改葬」という言葉の法律上の意味や、申請の基本的な流れについては、こちらの記事「改葬とは?墓じまいとの違いと手続きの流れをわかりやすく解説」で詳しく解説しています。本記事では、その中でも「実家が遠方で、移転先が福岡近郊」というケースに絞って進め方を見ていきます。

集約の主な流れ(4ステップ)

実家と福岡の両方にまたがる分、通常の墓じまいより関係者・手続きが1段階増えます。
大まかな流れは次の4ステップです。

  1. 実家のお墓がある市区町村役場・寺院や霊園に相談し、改葬許可を申請する
  2. 福岡近郊で受け入れ先(永代供養墓・樹木葬・納骨堂など)を決める
  3. 実家側で閉眼供養を行い、遺骨を取り出して墓石を撤去・返還する
  4. 福岡側で納骨し、必要であれば開眼供養・納骨式を行う

実家と福岡、両方の日程調整が必要になるため、帰省のタイミングに合わせて2〜3回に分けて進める人が多いのが実情です。
1回の帰省で全て終わらせようとすると慌ただしくなりがちなので、余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。

費用の内訳

費用は「実家側でかかる費用」と「福岡側でかかる費用」の合計で考える必要があります。
実家側では墓石の撤去・処分費用や閉眼供養のお布施、福岡側では受け入れ先の永代供養料や納骨式のお布施がかかります。

実家のお墓の規模や、福岡側でどのような供養方法を選ぶかによって、総額は大きく変わります。
実家側は地元の石材店から撤去の見積もりを、福岡側は受け入れ先の施設から永代供養料の案内をそれぞれ取り寄せ、合計して比べるのが確実です。福岡側の施設で公式サイトに料金を載せているところは、当サイトの施設一覧から各施設のページで金額を確認できます。

ペンと消しゴムを持つ笑顔の編集者のイラスト(青背景)
編集部からひとこと

ご先祖のお墓を移すことに、うしろめたさを感じる方は少なくありません。
でも、お参りが続けやすい形に整えることも、供養の大切な形のひとつです。
ただし、実家のお墓の菩提寺には、決める前に一度ご相談されることをおすすめします。

福岡近郊で受け入れ先を選ぶときのポイント

福岡側の受け入れ先を選ぶ際は、次の3点を確認しておくと安心です。

  • 自分や兄弟姉妹が無理なく通える場所にあるか
  • 年間管理費や維持費がかかるかどうか
  • 一定期間は個別に安置され、その後合祀される仕組みかどうか

また、実家側での墓石の撤去や遺骨の運搬を依頼する業者選びも、費用差が出やすいポイントです。
「福岡の墓じまい業者の選び方と費用相場」も参考にしてください。

集約を進める前に確認しておきたい注意点

実家のお墓は、自分一人だけのものではなく親族共有の意味合いを持つことが多いものです。
独断で話を進めると、後から親族間のトラブルに発展しやすいため、事前に相談しておきましょう。

また、実家のお墓が寺院墓地にある場合、檀家をやめる「離檀」にあたることもあり、離檀料が発生するケースもあります。
改葬許可申請は、お墓に納められている遺骨の数だけ必要になる点も、事前に確認しておきたいポイントです。

よくある質問

実家と福岡、どちらから手続きを始めればいいですか?

まずは福岡側の受け入れ先を決めてから、実家側の改葬許可申請に進むのが一般的です。
受け入れ証明書などの書類が、申請時に必要になることが多いためです。

遺骨は自分で運んでもいいのですか?

手荷物として自分で運ぶことも可能ですが、長距離になる場合は、専門の運搬・郵送サービスを利用する方法もあります。
詳しくは実家側の寺院や霊園、福岡側の受け入れ先に確認してみてください。

まとめ

実家の遠方のお墓を福岡近郊へ集約するには、実家側と福岡側の両方で段取りを踏む必要があります。
手間はかかりますが、完了すればお参りの負担は大きく減ります。

まずは福岡近郊でどんな受け入れ先があるかを調べるところから始めてみてはいかがでしょうか。

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